先日、
2005イタリア・ボローニャ国際絵本原画展に行って来ました。
久々の美術館です。
といっても、地元のローカルな美術館なので人も少なく・・・のはずだったんですが、
あいにく地元中学生の団体様ご一行と一緒になってしまって、
ものすごーく賑やかな中、見てきました。
まあ、おかげで子供達の騒がしさが目立たず助かったという話もありますが・・(笑)
このイタリア・ボローニャ国際絵本原画展というのは、
画家の登竜門のような位置づけで、
毎年、若手の素晴らしい作家・画家を世の中に出している展覧会らしいです。
もう、原画って、本当に凄い!!
発色が違う、細部の緻密さ、立体感、色使い、筆遣い、
なにもかもが、すごく感動でした。
そして、日本人の入選者の多いこと。
そして、その日本人の作品の素晴らしいこと。
なんだかとても嬉しくなりました。
見始めてしばらくして、
ムクムクと「描きたい!!!」という気持ちが込みあげてきて、
全部見終わる頃には、
やっぱりその素晴らしさに、自分がいくら頑張って描いてみてもこうはならないと
思い知らされた感覚に陥りました(笑)←当然だよねえ~、はは。
そして、作品集を買おうかどうか悩んで売店に。
でも、何か違うんです。
感動したあの原画の輝きは、印刷してしまうと何か薄れてしまう。
原画を見て、どうにも欲しいと感じたあの絵たちも、
印刷されてしまうと、普通の絵本に感じてしまう。
それにショックを感じて、結局何も買わずに帰ってきました。
今回は、心の中に、
あの素晴らしい原画の数々、そして感動をとどめておくことにします(^^)
是非、機会があったら足を運んでみてください。
すごく、楽しい、癒される、そして感動の時間が待っていますよ~。
久々に癒された感じの私。
でも、子供達も子供達なりにすごく楽しめたようです。