年中さんになった、しゅうたのクラスの初の読み聞かせである。
今日読んだ本はこれ↓
「いもむしのうんち」 アリス館
実は違う本を予定していたが、
昨日しゅうたのクラスは園外保育で公園に行き、芋虫を取ってきた。
それに加えて、今朝、アオスジアゲハの幼虫をえさと一緒に幼稚園に持っていったばかり。
しかも、この「いもむしのうんち」は、アオスジアゲハの幼虫をメインに扱った本である。
ってことで、急遽近所の友人が持っているこの本を借りて読み聞かせに行った。
(しかも、子供って「うんち」とかそういう言葉が大好き!でしょ?)
読み聞かせには、
透明なカップに入れたアオスジアゲハのうんこと幼虫、くすのきの葉を一枚用意して行った。
まず、挨拶をしたあとに、
昨日の公園の感想を聞き、
今朝に持って行ったアオスジアゲハの幼虫について園児に聞いた。
みんな、ちゃんとチェック済みの様子。
本を読む・・。だが、ただ読むだけでない。
くすのきの葉とうんこの香りの記述のところで、
実際にくすのきの葉の香りを園児全員にかがせた。
みんな、
ほんとだー!すーっとする臭いがする!!と大興奮。
うんこの形の記述のところで、実際にうんこを見せる。
さっきも、うんこしてたの見たよ!と教えてくれる(笑)
幼虫が糸を出し、それにうんこがひっかかってぶらーりとするところでは、
糸にひっついて、ぶらーりとするうんこを見せた。
うわあ、ほんとだあーと細ーい糸を見ようと必死に凝視する子供達。
幼虫の大きさを絵本と比べる。(実物大で載っている)
どれかな~と聞くと、みんな
一番下のだよ~!(5齢幼虫)と答えられた(笑)
この絵本はすごい。
幼虫が蛹になるまでに食べる葉の量や、うんこの大きさや量が一目で楽しく分かるようになっている。
しかも、うんこがお尻から出てくる様子が、ドアップで写真で時間経過を追って載っている。
うーん!と唸る様子が自分と重なって、園児たちは笑う。
”Making of 「いもむしのうんち」”より
いっぱい、楽しくアオスジアゲハとそのうんちにつて知識をいっぱい得たあとで、
持って行った、幼虫をみんなに触らせてみた。
殆どの子が、怖がらず、ちゃんと並んで触ってみて、満足げ。
教室の前の虫かごには入っているが、実際にこうやって触るのは初めての子が多かったみたい。
うんちの臭いは、あとで自分たちで嗅いで貰うことにして、園に置いてきた(笑)
みんな、興味深々で、いっぱい目をキラキラさせて、楽しんだ10分だった。
読み聞かせと言うより、プチ授業のようだったね(笑)
あとは、この2匹の幼虫が無事蛹になって、蝶になるのを観察できたら、いいなと思っている。
とにかく、今回の読み聞かせタイムは大成功!!
盛り上がって、興味を持って見てくれて、とても嬉しかった。
ほんとに、この本は素晴らしいと思う。超オススメ。
是非、図書館ででもみかけたら、イヤーッとか言わずに手にとって、子供と楽しんで欲しいと思う。
小道具くんたち。
葉っぱはコレのほかに大きめのを一枚持っていった。