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九州帰省・遺族側としての葬式体験
帰省はする予定だったが、
旦那の祖母が亡くなったので、1週間予定が早まっての帰省だった。
亡くなったのは、下の記事の花火の次の日だった。
祖母は95歳の誕生日(11日)を過ぎたばかり・老衰での大往生だった。
旦那とは子供の頃同居していて、旦那はおばあちゃん子だったらしい(笑)

お味噌汁に卵を割りいれてかき混ぜた、どろどろの味噌汁が「おばーちゃんの味」と聞いたので、
我が家でも時々、同じような味噌汁を作って「おばーちゃんの味噌汁」と名付けたりしていた。

ちょうど8月の週末で、高速道路の割引が効いたので、
帰省代金はかなり助かった。
おばあちゃんの、心遣いに違いないと、みんなで語り合った。

14時間かけてゆっくりと運転して帰った。
家に着くと、ちょうど納棺の準備中で、
お化粧をしてもらっていた。
自宅に居るうちに戻れて良かった。。

今回は、納棺からずーっと、葬式の流れを体験することが出来た。
業者さんとの打ち合わせなんかも、ちらりと見ることが出来たし、
見積もりなんかも見せてもらったりと、すごく勉強になった。
葬式に参列するだけでなくて、遺族側っていうのは初めての体験だ。

子供達にとっても、貴重な体験の連続。
お通夜とは、葬式とはどういうものか。。という認識も深まり、
焼香の仕方もすっかり覚え、お経の響きに耳を傾けたり、
自分のお父さんが親族代表で挨拶するのを誇らしく見たり、
ひ孫一同で、マイクの前に立ち、
「大きいおばあちゃん、ありがとう。ばいばーい!」と挨拶したり、
じじばば、私たちと一緒に前に立ち、焼香してくださる方々へ頭を下げる役目を一緒にしたり、
葬式後も私たちと一緒に並び、来てくださった方々へのご挨拶をしたり、
骨を拾って骨壷に入れたり、知らないおじさんおばさんたちに囲まれて話しかけられたり、
遺体を焼いたあとの、臭い、熱気、
先ほどまで人の形をしていた祖祖母がわずかな骨になって出てくるのを目の当りにする
などと、どきどきしたり、はらはらしたりの連続だったに違いない。

これらは、祖祖母の最後のひ孫へのプレゼント。
初盆には、庭で盆踊りを踊ってもらったり、宴会を開いたりと大変だけれど、
子供達にとっては貴重な体験もまだまだ待っている。。

とにかく、お疲れ様、おおきいおばあちゃん。
色んなカラダの痛みから、解放されて今はどんな気分だろう。
人生振り返ってみて、幸せだったと思えただろうか。
今、心安らかにあることを、願っている。
by gie_bog | 2009-08-23 14:54 | Food
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by gie_bog
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