昨日、しゅうたが朝からぐったりと横になったまま、
着替えも出来ず、トイレにも行けず、もちろん食事も出来ない状態だった。
おかしいな。。と思っていたら、案の定、顔色が悪くなり、吐きだした。
吐くと言っても、内容物は無いので、透明な液だけだ。
繰り返し、吐いて、すこし眠った。
ああ、またか。
思い当たる節がある。
実はしゅうたは先月も同じ症状で病院に行っている。
そのときも、水曜日の朝だった。
そこで先生が言ったのは
「軽い胃腸風邪と
自家中毒でしょう。この子は自家中毒になりやすい体質じゃないかな。」
最近は、アセトン血性嘔吐症とか周期性嘔吐症とも言う。
中毒と付いているが、決して食あたりではない。
過労や精神的ストレス、などに加え、風邪だったり、夕ご飯を食べなかったりした時に、
体が飢餓状態となり、糖ではなく脂肪を燃焼しだす。
そうすると、脂肪を燃焼したことによって作られる
アセトン(ケトン体)という物質が体に悪さをするという病気だ。
治療としては、点滴を打てばすぐに元気になる。
ということで、今回も点滴を打ってもらって帰ってきた。
思い当たるのは、前回も今回も、散々遊び倒した挙句、
小学生に混じってテニスをハードにこなし、
夕ご飯を食べずに寝てしまった事だ。
(前回は疲れて寝ちゃった・今回はおかずに文句を言って、愚図って食べなかった)
一食抜くと、必ず次の日、自家中毒症状・・・なんてさ、
ちょっとばかりショックである。
前回はしょうがないとしよう、今回みたいに、グズグズとおかずに文句を付けて、自分で口をつけなかった場合、とても困る。
「はいはい、これ、嫌いなの?じゃあ、分かったわ、代わりに今他のもの作ってあげるね、何がいいのかな?何なら食べてくれるの~?」とは私は決してやらない。しかも、この場合、寝ぐずが入っていて理屈は通らない。
(既に姉と食の好みが全く違うので、献立には本当に苦労しているのだ。しかも前回喜んで食べたものが再び喜ばれるとは限らない。)
方針としては、おかずに文句を付けて食べないようなら、一食抜き。
一食抜いたぐらいじゃあ、死なない。お腹が減ったら何でも美味しく食べられるはず。
たまにはお腹を空かして、食のありがたみを感じるのも良し。
と、そんな風に考えてきた。
が、その度に吐かれたんじゃあ、たまらない。
空腹を感じて反省する前に、体が反応してしまう体質とは・・!
天災とかがあったとき、食糧難が来た時、彼は真っ先に倒れるって訳だ(^^;)
まあ、10歳頃までには治るらしいのだが、ちょっと今後の教育方針を考えなくてはならない。