以前
大好きな本。ということで記事にもして、ライフログにもしてある
「
ナルニア国物語シリーズ ライオンと魔女」ですが、
実は映画化が決まっている。(アメリカは年末、日本は3月公開が決定している)
それもディズニー映画となるのだ。
かなりの予算をつぎ込んで、あの「Road of The Ring -指輪物語-」を凌ぐファンタジー超大作としてである。
1作目がまだ公開もされていないのに、既に続編が作られることも決まっている。
セールが伸びれば、全シリーズの7作、作るのだろう。
随分前からそのことは知っていた。
が、ショックの余り、頭から追い出そうとしていた。
あのビミョウな崇高な世界を、私の大事な大事な世界を、
壊さずに映画化が出来るのだろうか。
安易なファンタジーにされてしまうのがとても怖かった。
今までファンタジーものの映画化にはどうも不信感があった。
が、「Road of The Ring -指輪物語-」を見てから、少しこれが変わってきた。
あの作品は、原作のイメージを変えずに、あの難しい作品を映像化することに成功していた!
あの原作は、実は非常に重苦しく難解であって、最後まで読むのに苦痛を伴う(笑)
あれを原作を壊さずなおかつあそこまで分かりやすく仕上げたのには、感服した。
同じレベルでナルニア~を映画化してくれるのなら、
もしかして私にとって凄く凄く大事な作品のひとつとなり得るかも知れない・・。
そんな期待を抱き始めた・・。
そして、撮影を終えたナルニア国~の予告編を見た。
更に監督のインタビューを見た。
ナルニア国物語 オフィシャルサイト←ここで見れます。
そしてこの監督もまた子供の頃にこの作品に触れていた。
多くの人がこの作品に触れて、大切にしてきた、その気持ちをとても理解していた。
彼自身が大好きだったという。
製作に行き詰ると、原作とその挿絵を見直す。
そしてなるべく原作に忠実に、それを大事に心がけて作り上げていったという。
そんなコメントを聞いて、すごく安心してきた。
大事に大事に思っている、私のようなファンの気持ちを理解して
作り上げているこの作品に期待をするようになった。
キャストも今のところ、特に不満は無い。
唯一心配なのが、ハリウッド映画にありがちなワンパターンな怪物像だが、
そういうイメージしか浮かばないのであれば、逆に原作者もそういう風にイメージしていたと考えよう・・。
毎日のように、この予告編を眺めては、
この映画の公開を待ちわびている私が居る。
指輪物語のように、期待以上の作品に仕上がって
私の前に、アスランとその世界を、
神秘と静かな余韻とあこがれと、甘すぎない透明な色彩に溢れた別世界を、
魅せてくれるように願っている。